さっぽろ散歩
2023.09.19

イベント期間は終了いたしました。

“おいしい北海道”を食べ尽くせ!国内最大級のグルメフェス、「さっぽろオータムフェスト」

とにかく広い大地に点在する「北海道グルメ」の数々。毎年9月に開催される「さっぽろオータムフェスト」は北海道全域から集めた地域自慢の逸品が、札幌の大通公園に一堂に会するお祭りだ。観光客はもちろん、市民も心待ちにする食の祭典は9月30日(土)まで開催中。早速、弾丸リポートしてきました!

photo: Ryoichi Kawajiri / text&edit: Gentaro Kodama

魅惑の「北海道グルメ」が目白押し!
食べるほど、旅したい北海道が見えてくる。

札幌中心部を東西に横断する大通公園を舞台に、毎年9月に開催される「さっぽろオータムフェスト」。過去には200万人以上を集めたこのイベントが、ようやく本格的に再開した。今年は9月30日(土)まで、4丁目〜8丁目、10・11丁目に延べ約300店舗が集結する。

東西約1kmにわたって広がるフェスティバル会場を足で回ってみると、その広さに驚くだろう。「さっぽろオータムフェスト」は、北海道グルメの量と質が、そのまま反映されたようなイベント。ここでの出会いをもとに、自分好みの北海道を旅してみるのもおすすめだ。

心地よい秋風がそよぐ大通公園は歩くだけでも楽しい

【4丁目】
全貌とグルメが分かるフェスの入口

「さっぽろオータムフェスト」を楽しむには、まず駅前通りに面し、札幌市時計台からも歩いてすぐの4丁目会場に訪れること。このお祭りは、丁目ごとで異なるコンセプトを設けている。ゆえに、それぞれの特徴、どんなお店があるのかをまずは知っておきたい。そうした情報を一挙に手に入れられるのが、「IN4(インフォ)スクエア ~オータムフェストの魅力大集合~」と名付けられた4丁目会場だ。その名の通り各会場の概要が分かるインフォメーションコーナーがあるので、どの丁目で何を食べるかをしっかり吟味しよう。

札幌市民から愛されるイベントゆえ、平日でも多くの店舗に行列ができる

とはいえ、さすがは「オータムフェスト」。イベントのエントランスでもある4丁目の時点で、すでに北海道の新鮮な魚介、ジンギスカン、味噌ラーメンといった、“これぞ北海道グルメ”なメニューがそろっている。だが、先は長い。食欲に自信のある人はここで軽く楽しむのもアリだが、他にお目当てがある人はスイーツやテイクアウト品だけをチェックして、最後の〆にここへ戻ってくることをおすすめする。

オータムフェストの戦略室ともいえる「情報発信コーナー」

【5丁目】
おいしい道産小麦のラーメン&パン

4丁目でプランを決めたら、まずは5丁目の「北海道BAKU BAKU PARK」へ。ここは、みんなが大好きなラーメンとカレー、さらにパンで構成される、主食だらけの禁断のエリア。特にラーメンとパンは北海道中の名店が集まっているだけに、ここで食べないのはもったいない。パンは日替わり、ラーメンは15店舗が3期に分けて出店している。

北海道のご当地ラーメンが集う5丁目会場

9/14までの第1期の中から選んだのは、新たな北海道ラーメンとして話題となっている地ブリショップ「函館ブリ塩ラーメン」。本来は函館朝市でしか食べられない一杯で、塩ラーメン特有の透き通ったスープはあっさりしていながら、じんわりとブリの旨みを感じ、道産小麦「きたほなみ」の中細麺とも相性が良い。まだまだいっぱい食べたいだけに、満腹にならない量で提供されているのもありがたいところ。9/15からの第2期、9/22からの第3期も個性的な人気店がラインナップされていて、次はどれにするか、妄想するのも面白い。

目指したのは函館の新名物「函館ブリ塩ラーメン」(9/14まで出店)

【6丁目】
音楽フェスさながらのゆったり感

ほどよくお腹を満たしたら、野外ステージがある6丁目会場で小休止。訪れた際にはオープニングセレモニーで陸上自衛隊の演奏が聞けたが、ここでは期間中の土日祝の夕方、地元のテレビ局がプロデュースしたステージプログラムが楽しめる。

ステージがあり、食事とともに音楽も堪能できる6丁目

生演奏は聞けなくても、ドリンクが充実しているので、会場を流れるBGMを聞きながら、ほろ酔い気分でベンチに座ってくつろぐだけでも優雅な気持ちを味わえる。北海道出身のタカアンドトシが出演する番組とコラボしたソーセージなどもあり、小腹が空いているようだったら軽くつまむのも良いだろう。

木漏れ日が注ぐ心地よい空間でリラックスタイム

【7丁目】
あらゆる種類の地酒を嗜む

続く7丁目会場は、お酒好きにはたまらないエリア。北海道産のお酒が勢ぞろいした夢のようなBARがあり、そのラインナップはワインから清酒、焼酎、クラフトビール、さらにはクラフトジンをはじめとするスピリッツまでを網羅する。

シックなデザインで大人の雰囲気が漂う7丁目

今や世界からも注目される産地となっている北海道のワインを嗜みつつ、ここは北海道に新たに誕生した上川大雪酒造や箱館醸蔵といった蔵元の日本酒も飲み比べておきたいところ。それぞれのお酒に合わせた肴もいろいろ食べられるので、ついついお酒が進んじゃう。

あらゆる道産酒が飲めるなんて贅沢すぎる。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を

【8丁目】
自治体の推しグルメ、ここにあり

市町村や団体が出店する8丁目会場には、このイベントの大本命ともいえる北海道グルメがズラリ。駅弁で有名な森町のいかめし、支笏湖のチップ(ヒメマス)、浜中町の牡蠣、上士幌町の和牛ステーキなど、本来であればその地に行かないと出会えない味覚がそろっている。

8丁目には北海道の市町村・団体、約80ブースが4期に分けて出店

奥尻町の焼きあわびや礼文町の殻付きうに姿焼きなど、離島グルメが手軽に食べられるのもうれしい。網焼きの香ばしいかおりに食欲のストッパーが外れそうになるが、ここで食べ過ぎは要注意。メインディッシュは次の10丁目、11丁目まで取っておこう。

新鮮な北海道の魚介をはじめとするご当地グルメを一堂に味わえる!

【10丁目】
肉好き必食のブランド牛が大集合

10丁目はお肉が焼ける“じゅっ”という音にかけて、お肉をコンセプトにした会場。北海道内各地のお肉の人気店が大集合している。

思わず写真を撮りたくなる可愛いオブジェ

北海道といえばジンギスカンが有名だが、和牛のクオリティも高い。白老牛やふらの和牛をはじめ、道産黒毛和牛のとろけるような肉質と上質な味わいをここまでリーズナブルに食べられるのは、まさに「オータムフェスト」ならではの醍醐味。ステーキはもちろん、和牛を炊き込んだご飯やサンドイッチ、ハンバーガーもあり、ここは多少の罪悪感は無視してでも、ご飯もおかずも肉&肉のコンボを決めたい。

北海道にこんなにブランド牛があったとは!

【11丁目】
食べ歩きのラストを飾る、美食の一皿

そして、やってきました11丁目。オータムフェストの一番端の会場にあったのは、他のどの会場よりもワンランク上の美食がそろう「PRECIOUS TABLE(プレシャステーブル)」。

ヨーロッパのオープンカフェのような上質な雰囲気を感じるプレシャステーブル

一流料理人が手掛けた食が、800円(税込)からおトクに味わえる。イチオシは北海道・札幌を代表する14名のシェフが1〜2日で入れ替わる「さっぽろシェフズキッチン」。

シェフズキッチンには開場してすぐに長蛇の列ができていた

開催初日から2日間は「オステリア エスト エスト エスト.」の宮下シェフが担当だったが、ここまで本格的なイタリアンを格安で、しかも青空の下で食べられるとは、なんて贅沢!

池田町産いけだ牛ブリスケのブラッサート 北海道米『ななつぼし』とごぼう(9/9まで提供)

ここまでいろいろと食べてきたけど、これは別腹のおいしさ。途中でどんなに食べたとしても最後の一皿はここで決まり。あぁ、ずっとこれだけ食べていたいかも。

十勝産 蝦夷鹿肉と『とかちマッシュ』のラグーソース 留萌小麦ルルロッソのフェットチーネ(9/9まで提供)