甘い物好き
2025.02.16

札幌に来ないと食べられない!絶品スイーツセレクション

北海道旅行のお楽しみといえば何と言ってもグルメだが、その中には当然スイーツも含まれる。誰もが知っている定番もいいけれど、札幌を訪れる前に、札幌でしか買えない・味わえないスイーツを知っておいて損はないだろう。札幌にはおいしいスイーツを扱うショップが数多くあるが、今回は、オープン当初から北海道の素材や特産品にフォーカスし、数々の人気限定商品を世に送り出してきた大丸札幌店の担当者に「札幌だけの絶品スイーツ」を教えてもらった。

Photo: Ryoichi Kawajiri / text: Masaki Narita

スイーツ売場のプロが太鼓判を押す、
ここでしか手に入らない逸品。

JR札幌駅南口に隣接という便利さで、市民はもちろん多くの観光客も足を運ぶ大丸札幌店。中でも地下1階の食品フロア「ほっぺタウン」は、国内外の約100ショップ以上が揃う食のワンダーランドだ。そこのスイーツ部門を担当しているのが加藤靖史さん。前職を含めデパート一筋で、物産展を担当していた頃から全道のうまいものの探究に余念がない。「あちこちの温泉に行くのが好きですが、その道中でも気になるお店を見つけるとついつい立ち寄ってしまいますね」。

新たなスイーツを求めて、常にアンテナを張っているという加藤靖史さん。

そんな加藤さんに、大丸札幌店でしか買えないおすすめスイーツを尋ねてみた。「まずはお土産というよりも、コレにしましょうか」と言って出してくれたのは「札幌スティックチーズ」。「御用邸チーズケーキ」で有名な〈チーズガーデン〉の限定商品だ。ミルク感の強い3種類のチーズを使ったチーズケーキの濃厚さと、サクサクしたクッキー生地のバランスが絶妙!「要冷蔵なので、ホテルのお部屋でゆっくり召し上がっていただきたいですね」。

カマンベール、フロマージュブラン、クリームチーズを贅沢に使った「札幌スティックチーズ(1本450円/税込)」。

意外と見逃しがちな北海道限定品。
道外メーカーが作るスイーツ三選。

「続く3商品は、道外メーカーの大丸札幌店オリジナル商品です」と言いながら、次々にテーブルに並べていく加藤さん。まずは、洋菓子メーカーの老舗〈モロゾフ〉の「北海道白いチョコレートケーキ」から。カカオポッド型で焼き上げた生地に、北海道産のミルクを使ったホワイトチョコレートをかけたケーキだ。「やさしい甘さは、ブラックコーヒーとの相性が抜群です。休日のご褒美ですね」と、加藤さんも愛してやまない一品だ。

冬季限定で5月頃までしか手に入らない「北海道白いチョコレートケーキ(4個入り918円~/税込)」。

加藤さんが次に推薦してくれたのが「北国のバトンリッチ」。大阪が本店で ミルフィーユやタルトなど可愛い菓子を取り扱う〈ティサージュ〉の人気商品「バトンリッチ」の北海道バージョンだ。トッピングに使われているハスカップも、サンドされているバターミルククリームも、もちろん北海道産。爽やかな酸味のハスカップと、コクのあるキャラメルの2種類のフレーバーは、どちらも北海道をイメージしたものだ。思わず写真に撮りたくなるフォルムも人気のポイントかも。

ハスカップ3個、キャラメル2個がセットになった「北国のバトンリッチ(5個入り1,296円~/税込)」。

ラスクでお馴染みの〈ガトーフェスタ ハラダ〉の大丸札幌店で人気を集める「ティグレス ノースホワイト」も加藤さんの推しスイーツだ。定番のチョコレートケーキ「ティグレス」をホワイトチョコレートテイストでアレンジしており、「ホワイトチョコレート生地に、北海道の生クリームがたっぷり使われています」と加藤さん。しっとりした生地とホワイトチョコレートソースの甘いハーモニーに、マカダミアナッツで香ばしいアクセントをプラスした、濃厚で満足度の高い一品だ。

北海道の乳製品のコクとクリーミーさがたまらない「ティグレス ノースホワイト(3個入り918円~/税込)」。

ここでしか買えないスイーツが、
旅の思い出をさらに彩ってくれる。

大丸札幌店でひときわ目をひく長い行列、その先にあるのが北海道発ブランドの〈スノーチーズ〉だ。2024年5月にオープンした〈ニセコメイプルバター〉は、そのスノーチーズのセカンドブランド。加藤さんがトリに紹介してくれたのが、ここの「くるみとバター」だ。ニセコ山系のふもとで作られたバターで香ばしく焼き上げたパイに、メイプルバター入りのクリームとくるみを重ねて仕上げている。「店舗があるのは、スノーチーズは大丸札幌店と新千歳空港だけで、ニセコメイプルバターは大丸札幌店だけです。お土産としてはかなりレアだと思いますし、素材も味も一級品ですよ」と加藤さん。この店舗のみ13:00オープンなのでご注意を。

袋を開けた瞬間の香りにうっとり、一口ごとにリッチな味わいが広がる「くるみとバター(5個入り1,134円~/税込)」。

ここにしか店舗のない〈ニセコメイプルバター〉はともかく、道外の洋菓子店が大丸札幌店で限定商品を出している理由を問うと、加藤さんは「それが北海道産の素材の魅力だと思います」と即答。製造ロットが少ない店舗限定商品は利益が出しづらく、メーカーにとって「おいしい商売」とは言えない。それでもあえて手掛けるのは、「これを使って本物のスイーツが作りたい、北海道の素材にはそう思わせるだけの力があるんですよ」と加藤さんの語りも熱を帯びる。

北海道の限定商品には素材自体の魅力が生かされていると語る加藤さん。

限定商品はパッケージでも北海道らしさを感じさせてくれる。

北海道の限定商品には素材自体の魅力が生かされていると語る加藤さん。

限定商品はパッケージでも北海道らしさを感じさせてくれる。

北海道の限定商品には素材自体の魅力が生かされていると語る加藤さん。

限定商品はパッケージでも北海道らしさを感じさせてくれる。

限定商品の開発は、各メーカーと加藤さんたち大丸札幌店との二人三脚で進められる。そこで大事なのがお互いの関係性だ。ここで挙げた商品の背景には、大丸が札幌に進出して以来、地道に積み上げてきた信頼がある。加藤さんも「ほかにも、うちの売場で扱っているのは自信を持っておすすめできる品ばかりです」と胸を張る。土産物は帰りの空港で、という人も多いことだろうが、その前に札幌駅でレアな限定スイーツを探してみるのも良さそうだ。

加藤さんたちの思いがこめられていることも、大丸札幌店の限定スイーツがおいしい理由かもしれない。

たくさんの来店者で賑わう食品フロア「ほっぺタウン」。人気ブランドは行列必至なので、時間の余裕を持ったほうがベターだ。

加藤さんたちの思いがこめられていることも、大丸札幌店の限定スイーツがおいしい理由かもしれない。

たくさんの来店者で賑わう食品フロア「ほっぺタウン」。人気ブランドは行列必至なので、時間の余裕を持ったほうがベターだ。

加藤さんたちの思いがこめられていることも、大丸札幌店の限定スイーツがおいしい理由かもしれない。

たくさんの来店者で賑わう食品フロア「ほっぺタウン」。人気ブランドは行列必至なので、時間の余裕を持ったほうがベターだ。

Information

大丸札幌店
場所:札幌市中央区北5条西4丁目7
電話:050-1780-6000
営業時間:10:00~20:00(一部売場を除く)
定休日:1月1日・2日のみ
https://www.daimaru.co.jp/sapporo/

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